パーソナル・コーチング

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パーソナル・コーチングについて

パーソナルコーチングとは

仕事、生活、人間関係、心身の健康など、その人の人生全体を見つめ、
より良く生きることをサポートする 手法です。

コーチは、コーチングを受けるクライアントの「ありたい姿」
(目標達成・自己実現・未来創造)に向けて、
いろいろな角度から質問を投げかけ、対話を通じて視野を広げ、行動を促し、
その人が持っている「力」や「可能性」を最大限発揮できるよう支援します。

たとえば、
「自分らしくあるとは、どういうことですか?」
「それを行うことで、あなたの人生はどう変わりますか?」
「今、何がネックになっているのですか?」 

といった質問をし、時には「直感」も使いながら、
クライアントの中にある「答え」を探していきます。

コーチングでは、コーチがクライアントに対して「こうしてみるのは
どうですか?」と提案することはあっても、基本的には何かを教えたり、
コンサルティングのように、最適な問題解決の手法を提示するものでは
ありません。また、カウンセリングのように癒しや治療を目的とはしていません。
(結果的に癒されることはありますが)

「クライアントは自ら答えを見つける力を持っている」
というのがコーチングの基本的な考え方であり、
クライアントが「ありたい姿」に向けて、
自発的に行動を起こすことが期待されます。

コーチの語源

「コーチ(coach)」という言葉が登場したのは1500年代。
もともとは「馬車」という意味で、
そこから「その人が望むところまで送り届ける」という意味が
派生したと言われています。

その後、受験指導をする個人教師を「コーチ」と呼ぶようになり、
スポーツやマネジメントの分野でも「コーチ」という言葉が
使われるようになりました。

コーチングを生み出した米国では、経営者やビジネスパーソンはもちろん、
大統領、政治家、主婦など、さまざまな人が個人で
プロフェッショナル・コーチをつけていると聞きます。

たとえば、日産の改革に乗り出したカルロスゴーン氏や
ブッシュ大統領がコーチをつけているのは有名な話です。

90年代後半からコーチングは日本でも広がりを見せ、
ビジネスだけでなく、人生や日常のあらゆる面で活用できる 
コミュニケーション・スタイルとして、ますます関心が高まっています。

コーチングに出会ったきっかけ

母が他界したことを受け、「人生一度きり。やりたいことをやろう!」と、
フリーライターを始めてから数年経った時のことです。「書いて伝える」ことが
自分の使命のように感じていたのですが、その気持ちが少し揺らいだ時があり
ました。ちょうどその時に参加したのが、ソースというワークショップでした。

その中で、自分自身のワクワクの源を探っていくうちに、「人に気付きや喜び、
考えるきっかけを届けたい」という想いが湧いてきて、そこから、もっと人と
深くかかわる仕事をしたい
と思うようになりました。

その時、ソーストレーナーに勧められたのが、CTIジャパンの「コーアクティブ・
コーチング」だったんです。以前からコーチングの存在は知っていましたが、
自分とは関係のない世界だと思っていました。

コーチになったきっかけ

ネットでコーアクティブ・コーチングについて調べてみると、2.5日間の基礎
コースで8万円かかることがわかりました(2007年当時)。そして、応用コース
まで行くと、全部で約50万円かかるというのです。飛び上がって驚きました。
人生の一大イベント(かな?)の新婚旅行にそのくらいの金額を費やしたことは
あったのですが、ワークショップにそんな大金を使ったことはありません。

本当にこれが「人と深くかかわる仕事」のきっかけになるのだろうか...。
正直悩みました。が、人の話を聴くというコーチングは、ライターの取材にも
役立つかもしれない。そう考え、まずは基礎コースを受けてみることにしたのです。

受けてみて、今までに味わったことのないような衝撃を受けました。
そのワークショップに参加している人たちが、自分自身について話しながら、
何かに気付き、中には涙まで流している人もいたのです。
「コーチングは、心の奥底にあるものを引き出すことができる」と、
コーチングに大きな可能性を感じた瞬間でした。

そこからは、自分の進む方向性について迷いなく、応用コース、上級コースと
進んでいきました。応用コースの時には、クライアント体験として、私自身、
大きな気付きがありました。母との関係についてです。これまで意識したことは
なかったのですが、母の価値観が自分の価値観となり、長年、自分で自分をしば
っていたことに気付きました。

母は女性が子どもを産んでから働くことをあまり良く思わなかった人で、
「女の人が外で働いたら、誰か家庭を守るの?」という考えの持ち主でした。
母は、子どものことを第一に考える「母の鏡」のような人でしたが、そうした
考えを押し付けようとするところだけは、正直うとましく感じていました。

にもかかわらず、知らぬ間に母の価値観を受け継いでいたのです。私は心の中で
「子どもが小さいうちは、お母さんは自分のやりたいことをやってはいけない」
という"思い込み"を持っていました。それが自分自身を苦しめていたのです。
イメージで言うならば、翼を広げて空へ飛び立とうとするのですが、ハッと気付
くと足が鎖でつながれていて飛べないような...そんな感覚が自分の中にありました。

しかし、「お母さんは...してはいけない」と思わなくても良いんだと気付いて
からは、心が自由になり、何事も自分で選択できると感じるように
なりました。
と同時に、母がどんなに私を深く愛し、育ててくれたかということも、改めて
感じることができました。

コーチングの魅力

このように、気付かない間に親や身近な人の価値観が自分の価値観となり、
自分の行動指針となっていることがあります。また、小さい頃の体験や経験に
よって、出来上がった考え方や信念もあるでしょう。そこに良いも悪いもない
のですが、中には生きづらさを感じたり、苦しく感じている人がいるかもしれ
ません。

コーチングを通じて、そうした自分の中にある「~すべき」とか「○○は~だ」
という"思い込み"に気付くことで心が解放され、本当に「自分らしく生きる」
ことができるように
なると思います。自分自身で決めて行動することを繰り返し
ていくと、充足感や満足感が得られ、「自分の人生は自分で創り上げることが
できる」と実感できるようになるのではないでしょうか。そして、自分にとって
本当に「大切な人」は誰か、「大事なもの」が何であるかに気付いていきます。

さらに、というところで、見守ってくれるコーチがいると、新たなことを始め
ようとした時、自然にその一歩が出ることがあります。また、そばで応援して
くれるコーチがいると、その人の力が何倍にもなって現れることもあります。

コーチはあなたの心強い伴走者です。そして、コーチという第三者からの視点で
自分を見てもらうことによって、「自分が知らない自分」に出会えることも
あります。コーチングは、自分の可能性に気付き、新たな自分に気付くきっかけ
になる
かもしれません。

そしてなんといっても、コーチングの魅力は、他の誰にも話せないことを安心
して話すことができるという点です。コーチには守秘義務があるため、
あなたの許可がない限り、コーチングの中で話したことを口外しません。
コーチにどう思われるかを気にする必要はなく、何を話しても大丈夫。
自分のためだけに時間を使える
のです。

大八木にもコーチがいます。
コーチングを受けることで、自分自身の「ありたい姿」が明確になり、
毎回のコーチングセッションで決めたホームワーク(課題)を行うことで、
ある時は少しずつ、ある時は大胆に、自分の人生が変わっていくのを
感じています。

そばに応援してくれるコーチがいると、前へ進む力は何倍にも膨らみ、
毎日のくらしはもちろん、自分の人生が味わい深いものであることに
気付きます。

コネクティング・コーチングの願い

私が行っているコーチングは「コネクティング・コーチング」と名付けてい
ます。そこには、自分の内なる声(心)とつながること、そして大切な人(心)
とつながる
ことをお手伝いしたいという想いを込めています。
屋号は、コネクティング・ハート(ハート=心)といいます。
大切な人とつながって欲しいと思う背景には、家族や仲間を大事にしていた
母の存在があります。これは、母からもらった最大のギフトかもしれません。

コネクティング・コーチングのクライアントさんは約7割が女性、3割が男性
の方です。独身の方もいれば、結婚している方もいます。家事に専念している方
もいれば、企業や組織で働いている方もいます。お子さんがいらっしゃる方も
いれば、いらっしゃらない方もいます。

それぞれの方がいろいろなテーマ、目標、方向性をお持ちですが、共通している
点があるとすれば、「自分らしく生きたい」という願いや、
「大切な人との関係性を見直したい」という想いがあるように思います。

私はそうしたクライアントさんに対して、その方の可能性を心から信じて、
かかわっていきたいと思っています。
何かを決めることで、あるいは動くことで、人生は変わっていきます。
人はいつからでも変わることができます。
そして何があっても、乗り越えていける力を持っている
と信じています。

繰り返しになりますが、コーチングを通じて伝えたいのは、自分の内なる声に
耳を澄まし、その声に従って行動することで、「自分自身で人生を創り上げて
いくことができる」
と感じられるようになる、ということです。

誰かがこういったからというような「他責の人生」ではなく、自分自身で選択
する「自責の人生」を送ることによって、心も体も健康になり、イキイキ生きる
ことができるようになると思います。

また、その周りにいる人も良い影響を受け、自分らしく生きる人がさらに
増えていくかもしれません。ぜひ、すべての人に自分らしく、自分のいのちを
輝かせながら生きて欲しい
と願っています。少しでも、そのお手伝いができたら
幸いです。